【簿記3級ネット試験のコツ】短期間&高得点で合格した私が対策を伝授

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簿記3級ネット試験のコツとは?

ネット試験は、自分の都合の良い日程を選んでテストセンターで受験することができるので、今ドキで便利な試験方法ですよね。

でも、紙の統一試験と同じだと思って何も対策せず挑むと、本番でネット試験の独特なやり方に戸惑ってしまい、実力が十分に発揮できない危険性があります。

私は先日簿記3級のネット試験を受け、91点で合格することができました。

ネット試験の事前対策をしておいて良かったと思う点と、実際に受験してみて「もっとこうすれば良かった!」という反省点がありました。

そこで、簿記3級のネット試験のコツや注意点を、事前にやっておいて良かったことや反省点も含めて解説していきます。

事前準備をすることで、当日のメンタルが全然違うので、しっかり対策していきましょう!

簿記3級のネット試験について知ろう!

まずは簿記3級のネット試験の概要を知っておきましょう。

試験の内容

試験時間:60分
出題形式:選択式+入力式3題以内
当日の持ち物:本人確認書類と電卓
合格基準:100点満点中70点以上で合格
結果発表:即時

勘定科目はほとんどが選択式ですが、一部入力する問題もあります。

試験結果は、試験終了ボタンを押すと自動採点され、すぐに見ることができます。

合格の場合は合格証のQRコードがもらえます。その場で紙の合格証がもらえるわけではないので、QRコードを読み取って、各自で印刷するスタイルです。

電卓は、プログラム機能や印刷機能が付いた特殊なものは、持ち込みできないので注意しましょう。

簿記3級では12桁まで必要な場面は限られますが、機能が良くて使いやすい電卓をまだお持ちでない方は、とりあえずこちらを選んでおけば大丈夫。

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カシオの本格実務電卓は、その名の通り実務でも使えて経理職の間でも使いやすいと評判の電卓です。

私は色違いのピンクを持っています。

お気に入りの電卓があると一気に勉強のやる気が出ますし、何より高機能な電卓は計算ミスが減りますよ。

レビューを書いた記事もあるので、よければ参考にしてください。

受験できる日程

ネット試験は随時施行されるので、指定の申込期間はありません。

申込日から3日目以降(例:10日申込の場合13日以降)の予約ができるので、受験したい会場の予約が空いていれば受験できます。

ただ、年に3回休止期間があります。予約したい日にちが休止期間の可能性もあるので、事前に確認しておくといいですよ。

ネット試験のコツと注意点

簿記3級のネット試験の概要が分かったところで、ネット試験のコツと注意しておきたいポイント、ネット試験対策ができる参考書を紹介していきます。

ネット試験の予約はお早めに!

いつでも受験ができるからと、予約を先延ばしにするのはNGです。

特に土日は人気なため、試験の数か月先まで予約が埋まっている会場もあります。

学習計画をたてたら、早めに予約を取って、それに向けて勉強しましょう。

また、試験当日のスケジュールは余裕を持っておいた方がいいですよ。

試験当日は、試験前に本人確認や同意書への署名、ロッカーに手荷物を預けたり、試験官から説明を聞く時間が必要です。

試験時間にギリギリ間に合うようなスケジュールを組んでしまうと、当日焦ることになるので、余裕をもって会場に到着できる時間帯に予約するのがおすすめです。

問題に書き込まない練習をしておこう

ネット試験はペーパー試験とは違い、画面上に問題が表示されるので、問題に直接書き込むことができません。

試験当日は問題文は配られません。配布されるのは白い紙2枚とボールペンのみです。

そのため、試験勉強のときから問題に書き込まず、別のメモ用紙に書いて解く練習をして慣れておくといいでしょう。

ネット試験対策ができる参考書とは?

ネット試験対策ができる参考書でおすすめなのは、TACの簿記3級本試験問題集。

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第1問~第3問まで、それぞれの対策方法が詳しく解説されており、本試験レベルの模擬テストが12回分入っている問題集です。

特筆すべきは、本番と同じ環境でネット試験対策ができる「模擬試験プログラム」が5回分ついていること。

自宅のパソコンでプログラムをダウンロードするだけで、ネット試験と同じ環境でテストすることができます。

模擬試験プログラムは、かなり役に立ちました!

初めて模擬試験プログラムを解いたときは、紙との違いや操作方法に戸惑ったり、マウスと電卓・メモ用紙の置き場所が定まらなかったり、ちょっとしたことに動揺してしまいました。

模擬試験プログラムをやっていなかったら、当日かなり焦ったと思うので、事前に対策できて本当に良かったです。

当日の会場の様子

受験するテストセンターの会場によって、多少の違いはあると思いますが、受験する前に知っておくと良いことをお伝えします。

まず、会場は試験官や受験者の出入りがたまにあります。それぞれ試験の開始時間が異なるためです。パソコンを打つ音、電卓を打つ音も大きく響きます。

私の場合、試験開始からむかえの人がパソコン越しに見えてしまい、頭が左右に動く様子が気になったり、雑音があってなかなか集中できませんでした。

私の会場では備え付けのヘッドホンが自由に使用できたので、途中から装着することで一気に集中できるようになりました。

全ての会場でヘッドホンが置いてあるかは分かりませんが、あったらとりあえず着けておくことをおすすめします。

ネット試験のコツを押さえて簿記3級を合格しよう!

簿記3級のネット試験に受かるためのコツや注意点を解説してきましたが、いかがでしたか?

同じ簿記3級の試験でも、ネット試験とペーパー試験では、解き方や注意点が大きく異なります。

事前にネット試験対策をしておくことでタイムロスが減り、より高い点数を狙うことができるはずです。

ぜひ紹介してきたコツをフル稼働して、合格を勝ち取ってくださいね!

 

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