【販売から事務への転職】退職理由の書き方の3つのポイントを解説!

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【販売から事務への転職】退職理由の書き方の3つのポイントを解説!

販売から事務への転職で、退職理由は必ず聞かれる質問です。

不満な点や退職理由を、どこまで正直に話せばいいのか悩むことはありませんか?

退職理由は伝える内容や伝え方を間違えてしまうと、場合によってはマイナスな印象を与えてしまう恐れのある、注意すべき項目です。

実は面接官側からすると、退職理由はどちらかというと減点ポイントがないかどうかを見極めています。

退職理由では加点を狙うより、確実に減点を避けることが重要です。

今回は、面接官が退職理由を聞いてくる意図と、具体的な退職理由の書き方を3つのポイントに絞って解説していきます。

アパレル販売職から事務職への転職経験があり、新卒・中途の採用担当をしていた筆者が、面接官の視点で受かる退職理由の書き方を解説します!

面接官は退職理由から何を判断している?

なぜ面接官は応募者に退職理由を尋ねるのでしょうか?

面接官が退職理由からチェックしていることは主に2つあります。

すぐに退職しないかどうか

企業にとって、採用や人材育成にかかる手間や経済的コストは大きな負担です。

そのため、できるだけ長く活躍してくれる人材を求めています。

応募者の話す退職理由が自社で再び起こる可能性はないか、すぐに退職しないかどうかを見極めています。

面接官の本音としては、すぐに辞められたらメンツが丸つぶれというわけです。

人間関係や人柄に問題はないか

退職理由のNG例として、代表的なものは「人間関係」を理由とすること。

客観的にみて、ひどいパワハラやセクハラの事実があるなら別ですが、「職場になじめなかった」「上司が厳しい人だった」「先輩からのあたりがキツかった」などの理由はNGです。

職場になじめないことや上司の問題は、どの職場でもある程度起こりえるからです。

自社でも人間関係で何かあればすぐに辞めてしまうのでは?と、早期退職の可能性を感じさせてしまうので注意してください。

納得感のある退職理由の書き方のポイント3つ!

以上を踏まえて、販売から事務への転職で、納得感のある退職理由の書き方のポイントを3つに絞って解説していきます。

辞めたい理由をポジティブな表現に変換する

面接官からしても、販売の仕事の大変さはだいたい理解できます。

ただ、辞めたい理由をそのまま説明すると、ネガティブな内容やただの愚痴になってしまうため要注意。

面接をしていると、中には前職の不満や文句が止まらない方がいます。

面接官は同情して聞いてくれる場合がほとんどですが、その時点で心の中で「不合格」の判断をくだされないよう注意してください。

不合格の判断をされないためには、ある意味当たり障りのない内容で、退職理由をポジティブに変換することが重要です。

また、できるだけ数字やデータを入れて、具体的に何がどれくらい大変だったかを伝えると良いでしょう。

完全な嘘はダメですが、多少おおげさになってしまうくらいはOKです。

ポジティブ&具体的な退職理由に変換する例

「残業が多くシフト制のため体力的に若いうちしか働けない」⇒多少の残業は業務上仕方がないと理解してはいますが、残業が常態化していて、毎日3時間以上・繁忙期では4~5時間残業がありました。
また、通し勤務の場合、10時~22時まで働く日もあり、今後を考えると体力的に厳しいと感じたためです。
結婚・出産しても長く働き続けたいと考えているため、土日休みで長期的にキャリアを築くことができ、私の得意分野を生かすことができる事務職に転職したいと考え、退職を決意しました。

退職理由から志望動機への繋がりをつくる

「退職理由」が○○だからこそ、御社の事務職を志望している、というように退職理由と志望動機が繋がるように説明すると、面接官からの納得感が高まります。

例えば、退職理由を「残業が多くシフト制のため体力的に若いうちしか働けない」とした上記の場合で見ていきましょう。

退職理由の後に、「結婚・出産しても長く働き続けたい」「土日休みで長期的にキャリアを築いていくことができ、私の得意分野を生かすことができる事務職に転職したい」という内容を入れています。

退職理由から志望する理由へ繋がりを持たせていますよね。

もちろん志望動機では、事務職を選んだ理由・その企業を選んだ理由をさらに詳しく書いてくださいね。

辞めたい理由に対して、改善するためにした行動をプラスする

辞めたい理由を説明する際に、問題を改善するために自分がとった行動をプラスで説明するといいですよ。

すぐに退職を考えたわけではなく、改善のために努力したことを伝えることができます。

例えば先ほどの「残業が多く体力的にキツイ」という場合の改善行動を考えてみましょう。

「残業を削減するために業務の効率化で○○と○○を考え提案しましたが、上司がやり方を変えることに難色を示し、改善にはつながりませんでした」など。

自分は改善のために努力を尽くしたが、状況は変わらなかったため退職したいということを伝えると良いでしょう。

【販売から事務への転職】退職理由は要注意!

自己PRや志望動機などのアピール項目とは違い、退職理由はマイナス評価がつきやすいポイントです。

減点されないよう、「ポジティブに表現すること」を意識していきましょう!

退職理由を考えるときは、「早期退職のリスクを感じさせる内容になっていないか?」「人のせいばかりや、ただの文句になっていないか?」

必ず振り返って確認してくださいね。

退職理由の他に、自己PRの書き方も別の記事で解説しています。よければ参考にしてください。

事務未経験者が転職で勝つためのノウハウは下記の記事でご確認ください。

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